2008年04月14日

中国はブルジョア国家であり、社会主義とは縁もゆかりも無い。

 中国はいったいどうなるのか。北京五輪を控え賑やかである。中嶋嶺雄氏(国際教養大学学長)は、月刊雑誌「諸君!」四月号の特集のなかで『北京五輪後、胡錦濤の「膨張戦略」は必ず破綻する』と断言し、「中国は無事に北京五輪を開催することができるのか?これは決して目新しい問いではない。中国は今、国家が威信をかけて五輪を成功させようと躍起になっているが、同時に八〇年代からのケ小平による改革開放路線以来、経済成長のみに特化した急激な開発と一党独裁の強権主義が産んだ矛盾が、もはや看過できないレベルに達している」と。
 さらに、三井物産戦略研究所・中国経済センター長の沈才彬氏(シンサイヒン)にいたっては「中国沈没」(三笠書房)というセンセーショナルな本を緊急出版し、「もはや時間の問題」であり「北京オリンピック後が危ない」と。沈氏は「驚異的な経済成長を続ける中国――しかしその繁栄の裏ではコントロール不能の株式市場、エネルギーの爆食、凄まじい格差社会、蔓延する政治腐敗、深刻な環境破壊……など多くの危険が潜んでいる。中国沈没の引き金は?」と書いている。
 三月十日に起こった「チベット騒乱」は、その後、国際社会にも大きな波紋を広げた。この日は一九五九年、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世がインドに亡命することになった「チベット動乱」から49周年の日であった。ダライ・ラマは同日・亡命先のダラムサラで演説を行い、「チベットでは想像を絶する人権侵害、宗教の自由の否定による抑圧が増大し続けている」と訴えた。中国政府は軍、警察、武装機関を動員して僧侶に発砲、デモ隊や暴動を武力鎮圧、膨大な死傷者を出し、騒乱は全チベットへ、そして青海省、甘粛省、四川省へも波及、大学では抗議の座り込みが起こった。中国政府は相次ぐ「チベット騒乱」に武力弾圧で対応。ある月刊雑誌や週刊紙などは「銃殺の山、第二の天安門事件」だとか「人口の五分の一が虐殺された」とまで書いたのである。
 そればかりか、今年の一月に発覚したいわゆる「毒入りギョーザ事件」は日本ばかりか五輪を目前とする多くの国に中国不信を募らせた。中国政府は沈静化への宣伝戦、ついに「中国には責任はない」と一方的に宣言、捜査を事実上打ち切ってしまった。しかし、はっきりしていることはギョーザ事件もチベット騒乱と同じように貧富の格差、各種公害や環境破壊、政治腐敗や人権無視、現代のグローバル化も相まって、中国国民の形の違った「反乱」であり「暴動」であった。
 ごらんのとおりである。これらの騒乱、動乱、反乱、暴動は中国社会の氷山の一角である。北京五輪ボイコットの声も出る中で、中嶋嶺雄氏のように五輪後中国は破綻するとか、沈氏のごとき「中国沈没」論が出版会や世界を走らせた。
 さて、中国問題の確信はどこにあるのか、「チベット騒乱」についての正しい認識は何か。われわれの科学的歴史観と基本的見解はつぎの諸点である。
 第一は、中国は共産主義の国家でも、社会主義の国家でもない。それは完全なブルジョア国家であり、ブルジョア経済の国である。見よ。私有財産がどんどん拡大し、億万長者が生まれ、貧富の差は、格差大国・アメリカをもしのぐほどである。ここには社会主義の一片もない。真の社会主義はレーニン・スターリンが40年間にわたって打ち立てた社会主義である。われわれが毎月当機関紙で展開している「学習のすすめ」の中で明らかにしているとおり、日米の知性を代表したガルブレイスや小泉信三氏までもがそろって認めたあの社会主義である。
 第二は、「チベット騒乱」についていえば、宗教に対するマルクス主義哲学と共産主義者が拠って立つべき宗教政策、その原理原則に反し、逸脱した結果の産物である。宗教についてのマルクス主義を放棄し、宗教政策を遥かかなたに投げ捨てたところから「チベット騒乱」が起こったのである。中国共産党も中国政府も形は共産党を名乗り、社会主義を名乗ってはいるが、それは名ばかりで、実際にはマルクス主義の放棄であり変質であり裏切りである。共産主義とマルクス主義運動の歴史を見ればわかるとおり、マルクス主義を放棄したとき、そこには必ず、民族動乱や宗教騒乱が起こっている。「チベット騒乱」は現在の中国が社会主義国家ではないことの何よりの証明であった。
 第三は、今後の中国の運命はいずこか。それはフルシチョフのソビエト、ブレジネフのソビエト、ゴルバチョフのソビエトであり、崩壊したソ連の運命である。そしてそれは現代のロシアのプーチン政権と同じ道、独占資本と巨大ブルジョアが支配する国家とならざるを得ない。プーチンも民族の反乱や国民の抵抗に手を焼いているが、中国もロシアの道へ、それは階級対立と階級闘争の高まり、民族戦争、宗教対立のますますの拡大であり、ついに亀裂は決定的となり、破綻、崩壊する。独占と帝国主義が行き詰まり、阿鼻叫喚の時代を迎えているが、結局はそれと同じように新しい歴史時代に転換せざるを得ないのである。ここに中国の運命がある。
 結論は明らかである。地球上最後のアメリカ帝国主義が崩壊し、世界は漂流していくが、中国もその激流に投げ出され、爆発し収れんされていく。歴史は改めて真の人民国家は如何にあるべきか、人民による、人民のための、人民の世界は何か、を求めて動き出し、再編成されていくであろう。ここに歴史の必然がある。つまり大衆社会、人民の時代、近代コミュニティーの新しい歴史時代が待望されている。すべては科学的歴史観である。
 これですべては明白となった。産経新聞(産経抄)に代表される右翼保守派は「チベット騒動」が起き、中国政府が僧侶を武力弾圧したとき、ここぞとばかりにだから共産党はだめだ∞ここに共産主義の本性がある≠ネどと騒ぎたて、書連ねたが、まったくのお門違いであったことがはっきりしたであろう。すべてはマルクス主義と共産主義を放棄した結果の出来事であった。われわれはこうした事件が起こるたびに、ますます共産主義とマルクス主義の正しさに確信と勇気、誇りが熱く沸き立つのである。
posted by 日本人民戦線 at 16:18| Comment(1) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最近更新がありません.
http://jinmin-sensen.com/ の方も更新がありません.もしや大武礼一郎様に異変が起きているのではないでしょうか.
Posted by 通りすがり at 2009年01月22日 21:00
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

あっちーーーー!!!!!!
Excerpt: 人生初のSМやっちゃいましたw つってもプチSМですが(^−^; 僕は痛いの嫌いなのでS役。 М女をたっぷり調教してやりましたよw しゃぶらせながらムチでビシビシするのは何とも言えない快感でした・・・..
Weblog: まあむ
Tracked: 2008-09-23 08:28

びひゃあぁぁぁぁぁい!
Excerpt: こないだ女にロー夕ーと電マ持って来させてマムコを集中攻撃したよ(`・ω・´) スゲエ声でアンアン言いまくって、もの凄い勢いで9マソくれたよwwwwww 寝て稼ぐのもいいけど、たまには攻めるのもアリだよ..
Weblog: コンプ
Tracked: 2008-10-04 19:48

試写室にてwww
Excerpt: お互い家でするのは嫌だし、ホテルってベタだし・・・試写室でヤってきたww スリルあるし密室感あるし普通よりスンゲー興奮したwwwwww 女もスゲエ濡れ濡れで何回もイってたしw おかげで10マソも貰えた..
Weblog: 暴走
Tracked: 2008-10-25 06:30
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。