2007年06月05日

年金問題は、国家と権力の性格をよく表している。権力闘争とは何か。

年金問題が俄然大きな政治問題に発展してきました。安倍内閣もついに憲法一本やりでは押せなくなり、参院選でも年金問題を争点にすると方針転換を図ってきました。今回の年金問題ではいろいろなことがいわれていますが、最大の問題はつぎの点にあるとおもいます。
@日本の国家権力は人民や民衆、国民のためのものではなく、一部の独占と特権階級のものである、ということが改めて明らかになりました。権力は昔からすべて知っていたのです。年よりは死んでいくし、黙っておればわからないと踏んでいたのです。本当に民衆やわれわれのための国家であれば、真相を明らかにし、一人ひとり、問い合わせ、責任を取ったはずです。現在の国家は反人民であり、反民衆であり、この権力を倒して、大衆と民衆のための国家と社会を作る以外に根本的な解決の道はありません。
A経済主義と改良主義、目先のことばかり考える労働運動と市民主義の害悪が改めて明らかになりました。70年代、80年代にオンライン化が問題になりましたが、当時の経済主義的大衆運動は、ただ単に反対を叫び、人民闘争、人民戦線、人民権力をめざす戦いでなく、機械ぶち壊し運動(ダッタイト運動)のような泥沼的運動を行いました。それがいま、権力、とくに自民党の攻撃材料にされています。権力を無視した目先の経済的利益だけを追い求める運動は害悪であるという我々の主張の正しさが判明しました。今もこれしきの運動が多いことか。
B相変わらず選挙だけです。すべては参院選にとって何が有利なのかが判断基準になっています。選挙では権力を追い詰めることはできません。仮に参院選で自民党が負け、民主党が勝っても同じことです。総選挙を通じて政権交代が実現しても、それは頭の挿げ替えであって、権力の本質は何も変わりません。
人民の権力を目指して、評議会を作れ、ここにすべての権限を与えて、権力の転換に向けて今から準備することです。近く発刊される人民戦線の機関紙では、その点が詳しく展開されていますので、是非、検討してほしいと思います。
posted by 日本人民戦線 at 15:43| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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